<中国毒ギョーザ>天洋食品元従業員を逮捕 待遇に不満か(毎日新聞)

 【北京・浦松丈二】中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、中国国営・新華社通信は26日夜、中国警察当局が製造元の天洋食品(河北省石家荘市)の元臨時工、呂月庭容疑者(36)=同省=を逮捕したと報じた。08年1月の発覚から2年余り。日中両国の国民感情の対立に発展した同事件は解決に向けて大きく動き出した。

 中国政府は27日未明までに、外交ルートを通じ日本政府に「容疑者の男を特定した」と伝えたという。

 調べによると、呂容疑者は給料などの待遇や特定の従業員への不満を募らせ、気を晴らすために製品のギョーザに毒物を混入した疑い。呂容疑者は容疑を認めているという。また、警察当局は混入に使われた注射器を押収し、周囲の証言を得ていたとしている。

 新華社通信は、中国警察当局の特別捜査チームが「発生から時間が経過し、物証が少ないなどの困難を克服し、ねばり強く、入念な捜査を続けて事件を解決した」と捜査を評価した。

 関係者によると、中国警察当局は、何者かが工場内の段ボールの外側から注射器で農薬成分メタミドホスを混入したとの見方を強め、北京の研究所で裏付け実験を進めてきた。

 ◇工場内で混入で中国公安当局が捜査進める

 事件は07年12月〜08年1月、天洋食品製の冷凍ギョーザを食べた千葉県と兵庫県の3家族計10人が嘔吐(おうと)や下痢の症状を訴え、9人が入院、千葉県の5歳の女児が一時重体となった。回収品から有機リン系殺虫剤メタミドホスが検出された。

 日本側による製品の包装、梱包(こんぽう)、流通過程の調査結果や、天洋食品が中国国内で再配布した回収製品で中毒事件が起きたことなどから、中国国内での混入が濃厚とみられたが、中国政府は当初、「捜査中」とするのみで、両政府の意思疎通の不足が両国民の不信感を招いた。

 一方で中国公安当局は再現実験などから工場の冷凍庫に保管された製品に段ボールの外側から何者かが注射器で殺虫剤を注入させた可能性が高いとみて、工場の複数の従業員を長期間拘束するなど、事実上、工場内での混入に絞り、詰めの捜査を進めていた。

 事件は日本国内で食品の安全に対する不信を招き、日中両政府は食の安全に関する閣僚級定期協議の開催など再発防止策を検討している。

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 桜の名所・円山公園(京都市東山区)のシンボル、枝垂れ桜が、枝枯れや花数の減少という衰えに直面している。

 最大の原因は、観光客の食べ残しを狙って集まるカラスだ。樹上に群がって枝を折り、花芽も踏みつけて木を傷めてきた。管理する京都市が様々な対策を続けており、樹齢80年を超える桜は今春、どのような姿を見せてくれるのか。

 「祇園の夜桜」と呼ばれ、高さ約12メートル、枝張り約10メートル。初代が枯れたため、その種から育てた桜を2代目として、1949年に移植した。

 市から委託を受ける桜守の佐野藤右衛門さん(81)らによると、89年頃に最も多くの花を咲かせたが、カラスが集まり、一時は木を黒く覆うほどになったという。枝がつつかれたり、花芽を踏まれたりして、2000年頃から急に枝枯れが目立つようになった。さらに01年8月の台風で、枝を保護する支柱が倒れて枝がねじれたことや、枯れ枝を取り除いたため、枝ぶりも寂しくなった。

 市はその後、支柱の大半を撤去。毎年、根の周りの土を少しずつ入れ替えて、土壌を改良している。08年からは花見シーズンの間、園内4か所にごみ集積のカートを置いて残飯が散乱するのを防ぐようにした。今年は、花が終わった後、カラス撃退用の繊維「テグス」を木の周囲に張り巡らし、枝にとまりにくくする。

 佐野さんは「カラスを遠ざけて、幹や枝の途中から芽吹くことを期待したい」と話し、市は観光客にマナー向上を呼びかけている。

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モンベル社カード情報流出 不正利用被害100人超(産経新聞)

 大手アウトドア用品メーカー「モンベル」(大阪)のウェブサイトが今年1月、不正アクセスを受け、1万人以上の顧客のクレジットカード情報が流出していたことが22日、関係者への取材で分かった。このうち100人以上のカード情報がコンサートチケット購入に不正利用されており、大阪府警は不正アクセス禁止法違反容疑で捜査を始めた。

 モンベルによると、今年1月25、26日に同社のデータベースサーバーが不正アクセスで攻撃され、昨年11月以降に同社サイト上で買い物をした顧客計1万1446人分のカード番号などが盗まれていた。

 攻撃元をたどったところ、中国国内のサーバーを経由していたという。

 また、盗まれたカード番号を使い、大手コンビニエンスストア「ローソン」の子会社で、コンサートチケットが相次いで購入されていたことも発覚。未遂を含めると被害は100〜200人分に上り、1回で約5万〜10万円分のチケットがまとめて購入されていた。

 府警は、何者かがチケットの大量転売で利益を得た可能性もあるとみている。

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<アカウミガメ>世界最高齢のカメ「浜太郎」と命名 徳島・美波町(毎日新聞)

 名前を公募していた「世界最高齢」のアカウミガメについて、日和佐うみがめ博物館カレッタ(徳島県美波町日和佐浦)は21日、「浜太郎」に決定したとして命名式と還暦祝いを行った。

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 現地でのウミガメ研究は1950年、同町の大浜海岸などを舞台として、日和佐中の生徒たちによって始まった。その際、中学生たちの手で卵からふ化させ、日和佐のまちで飼育してきたのが「浜太郎」だ。年齢の判明しているものとしては世界最高齢で、還暦を機に、名前を募集していた。

 同館によると、1534人から応募があり、22人が「浜太郎」と書いていた。「大浜海岸の浜をとっており、親しみやすい」などの理由で採用された。21日の式典には、命名者を代表して徳島市の立石妙子さんや50年当時の日和佐中の教師や生徒、ウミガメ研究者らが参加した。【深尾昭寛】

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将来の増税に含み=任期中の消費税上げは否定−首相(時事通信)

 鳩山由紀夫首相は13日午後、奈良市内のホテルで開かれた各種団体との意見交換会であいさつし、「(政治の)信頼が回復されれば、国民に、例えばつらい税金の議論なども『政治がしっかり頑張っているなら信頼する』との気持ちを示してもらえる時が来ると思う」と述べ、将来の増税に含みを持たせた。具体的な税目には触れなかった。
 首相の発言は、財政規律を重視する姿勢を打ち出すことで、子ども手当や高校授業料の実質無償化などへの「ばらまき」批判をかわす狙いがあるとみられる。ただ、景気低迷が続く中で増税に言及したことで、有権者の反発を招く可能性もある。
 首相はこの後、同ホテルで記者団に「消費税(率引き上げ)に関しては私が政権を担っている間はしない。そこに変わりはない」と改めて強調。同時に、「無駄遣い天国の中で増税などといくら言っても心に響かない。政治に対する信頼も必要だ。そのことが確保された時、税金に対して国民に素直に聞く耳を持ってもらえる」と語った。 

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津波避難6.5%=公民館などでの確認数−チリ地震(時事通信)

 チリ大地震による津波で、避難指示が発令された9都道県53市町村の住民約49万3000人のうち、公民館や小学校などの避難所で確認されたのは6.5%の約3万2000人だったことが、総務省消防庁などのまとめで9日までに分かった。
 実際には避難所以外の高台などに逃げた人も多いとみられ、同庁は「今回のデータで住民避難率が一概に低いとはいえない」とし、避難行動の実態を調査している。 

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 鳥取県の連続不審死で、トラック運転手矢部和実さん=当時(47)=を殺害した容疑で再逮捕された上田美由紀容疑者(36)が事件当日、姿の見えない矢部さんを海辺で探していた同居の男(46)=詐欺罪などで起訴=に「林の方かもしれない」などと、あいまいな指示をしていたことが4日、男の弁護人の話で分かった。
 県警鳥取署捜査本部は、男が矢部さんを発見するのを避けるため、上田容疑者が故意に違う方向を指示した可能性もあるとみている。
 捜査本部によると、矢部さんは昨年4月4日朝から行方不明になり、同月11日に同県北栄町の日本海で遺体で見つかった。上田容疑者は矢部さんから借金270万円の返済を迫られていた。
 弁護人によると、男は4日、上田容疑者に「矢部さんと海にいるので迎えに来てほしい」と携帯電話で呼び出された。現場付近に着くと、上田容疑者は「矢部さんともみ合いになり、いなくなった」と話した。
 男が海の近くで矢部さんを探していると、上田容疑者は「林の方かもしれない」と捜索先を変更、積極的に探す様子はなかったという。当日は雨だったが、上田容疑者の服はびしょ濡れだったという。 

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